「闇バイト」の実行役を勧誘するリクルーターとして詐欺事件に関与した疑いで、女２人が愛知県警に逮捕されました。２人はもともと”ママ友”だったということです。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、いずれも栃木県に住む黒田裕香容疑者(31)と、小浦優容疑者(32)です。

警察によりますと２人は、今年8月、他の者と共謀し大阪市内の家電量販店で不正に入手した他人の電子マネー決済画面を提示し、店員から約40万円のタブレット端末1台をだましとった疑いが持たれています。
店舗での実行役は別の人物でしたが、SNSで「闇バイト」の実行役を勧誘するリクルーターとして、事件に関与していたということです。
すでに逮捕されていた実行役の男のスマホ解析などから、２人の容疑が発覚しました。

女2人は、子どもを同じ保育園に通わせていた“ママ友”でした。

調べに対し、２人は容疑を認めた上で、小浦容疑者は「ホストやギャンブルで借金を重ね首が回らなくなっていた」、黒田容疑者は「生活費欲しさから小浦容疑者の勧誘にのった」という趣旨の供述をしていて、小浦容疑者が”ママ友”だった黒田容疑者に直接仕事を紹介したということです。

２人は同様の手口で少なくとも１０件以上、犯行に及んだとみられています。
警察は組織的な犯行とみて、全容解明に向け調べを進めています。

[中京テレビNEWS]
2024/12/6(金) 6:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/97c5fcdd8eda9f18bb385d343e57d27b8fc72477