「鉄道写真を撮るのに邪魔」などとしてJR東海道線の線路を区切るロープを切ったなどとして大学生や高校生のいわゆる「撮り鉄」3人が逮捕されました。

器物損壊の疑いで逮捕されたのは愛知県あま市の大学生・小林遼太容疑者（24）、大阪市東住吉区の大学生・竹本晃教容疑者（21）、茨城県水戸市の男子高校生（18）です。

警察によりますと、3人は、去年10月22日の午前0時50分ごろから7時20分ごろまでの間、岐阜県瑞穂市牛牧のJR東海道線で、上下線を区切るためのロープを17メートルにわたって切断したほか、ロープを張るためのくいを2本抜きくいの基礎を移動させた疑いがもたれています。

3人は鉄道写真ファン、いわゆる「撮り鉄」で、警察の調べに対して容疑を認め「いい写真を撮るのに邪魔だった」などと話しているということです。

現場は伊吹山をバックに線路が直線に延びる撮影スポットで、周辺には線路への立ち入り禁止の看板が設置されています。
去年11月2日にJR職員から被害の通報があったことから警察が警戒を強化しており、11月8日朝に職務質問した小林容疑者の話から3人の関与が判明したということです。

警察は線路内にみだりに立ち入ることを禁じた鉄道営業法違反容疑での立件も視野に捜査しています。

[中京テレビNEWS]
2024年1月12日(金) 11:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/39d476299f0d2891f5a9be2bdc3083217574a2f2