【更に恐怖】「妊娠を喜んでいた」美熟女モデル刃傷事件 岩本和子(43)は事件直前、警察に保護されていた



(出典 amd.c.yimg.jp)



 5月18日夕方、JR熱海駅新幹線改札口で、熟女モデルの岩本和子(43)が男性を切り付けた事件で、この直前、岩本は警察に保護されていたことが「週刊文春デジタル」の取材でわかった。

 岩本は湯治客の間をすり抜けながら、逃げる男性の後を追いかけ、男性が改札で一瞬立ち止まった瞬間、右頬をカッターナイフで切りつけた。付近には血しぶきが飛び散り、「真っ赤な切り傷からは、骨みたいなものも見えた」(事件を目撃した売店店員)という。

 前回の記事でも報じたが、この3日前の5月15日早朝、岩本はFacebookTwitterに不穏な投稿をしている。これらのSNSは現在は閉鎖されているが、〈助けてください 殺されます〉〈相手 〇〇〇〇(※男性の実名) 理由 レイプによる妊娠〉などの書き込みに加え、胎児が写ったエコー写真を投稿。伏せ字にした「〇〇〇〇」には、被害男性の実名が書き込まれていた。

「被害男性は若手実業家です。証券会社から独立後、オーダーメイド靴の会社や民泊事業などを手掛けている。筋肉質のスポーツマンタイプで、自宅は都内のタワーマンション。岩本の交際相手でした」(地方紙記者)

新しい命を授かって「心から嬉しそうでした」

 岩本が警察に保護されたのは、前述のSNS投稿の直後だ。事件数日前まで岩本と連絡を取っていたという知人が打ち明ける。

「岩本さんのSNSでの発言を見て心配になり、警察に保護してほしいと電話しました。実際、警察官が彼女の自宅に駆けつけ、大事にならずに済んだようです。だからこそ、直後に起きた熱海駅の事件を知ったとき、とてもショックでした」

 岩本がSNSに投稿したエコー写真には〈2019年5月13日16週4日〉と走り書きしたメモが添えられている。実は5月初旬頃、岩本は妊娠したと周囲に打ち明けている。

「岩本さんは43歳。もう妊娠はないだろうと思っていたタイミングで新しい命を授かったんです。心から嬉しそうでした」(芸能事務所関係者)

 しかし喜色満面の顔つきは、しばらくして思いつめた表情に変わっていったという。

男性に既婚かどうかを問い詰めた結果……

「岩本さんが男性の家族関係を周囲に聞いて回っていたのです。なんでも妊娠を男性に伝えたところ、何の反応も返してくれなかったと。それで男性には妻がいるのではないかと疑いだした」(同前)

 そして岩本は事件当日、被害男性に既婚かどうかを問い詰めた。

「男性はそこで妻がいると認めたようです」(同前)

 答えを聞いた岩本は逆上し、衆人環視のなか凶刃を振り上げたのだ。

「当初は凶器がカッターナイフだったこと、被害者の命に別状がなかったことから、殺意はなかったとされていました。しかし、駅や商業施設でも血が飛び散り、彼女が男性を追いかけ回す姿も多くの人に見られてしまっていることから、殺人未遂に“格上げ”されたのです」(捜査関係者)

「刺すなら熱海」

 事件は世間に衝撃を与えたが、岩本をよく知る仕事関係者にとっては「腑に落ちるものもあった」という。

「『刺すなら熱海』。彼女ならそう考えてもおかしくない」

 彼女の人となりをよく知る出版関係者はそう述懐する。

“和風のミステリアスな美女”が選んだ事件の舞台

「彼女はセルフプロデュース力が抜群に高いんです。以前は高級ブランド品で身を飾り、ネイルも派手で、いかにも“高い女”を気取っていました。しかしグラビアモデルとして活動するようになってからは、年齢相応の所帯染みた雰囲気がありながらも、肌が若く美しく見えるほうが読者に受けると気がついて方向転換した。最近は“和風のミステリアスな美女”というイメージで売っていた。今回も自分の魅力が引き立つ熱海を、事件の舞台としてあえて選んだように思えて仕方ありません」(同前)

 2018年8月配信のデジタル写真集「いけない旅情」(小学館)には、寂れた温泉宿で愛人との旅行を楽しむ美女、といった風情の写真が満載。今年3月には遠藤憲一主演のドラマ「さすらい温泉 遠藤憲一」(テレビ東京系)に旅館の女将役で出演した。

「先月発売された『週刊ポスト』(2019年5月17・24日号)には、岩本さんの『願望を満たすセックス』を官能小説の大家である睦月影郎氏がヒアリングし、書き上げた作品が掲載されています。舞台は温泉宿。男やもめの国語学者との情事が微に入り細に入り描かれている」(同前)

 作品の最後には、岩本の感想も付記されている。

 《私、元々男性に尽くすタイプなのです。(中略)相手が喜んでいたら私も火照ってしまうんです》

出所後の復活の可能性は?

「彼女は普段から『自分だけを愛してくれる人と巡り会いたい。その人に尽くして生きていきたい』と言っていました。事件直前のSNSへの投稿を見ると、その想いが踏み躙られて事件を起こしてしまったということなんでしょうね」(写真週刊誌記者)

 各出版社は写真集の回収などはしない方針だという。

事務所マネジメント契約を継続しています。出所後にはグラビアで復活するのではないかとも言われています」(別の出版関係者)

  岩本の所属事務所に確認したところ「お答えすることはできません」と回答。

 現在、岩本は静岡県富士警察署に勾留中だ。前出の捜査関係者によると、「親しい業界関係者らに『謝罪したい』『面会に来てほしい』などと話している」という。

(「週刊文春」編集部/週刊文春

警備員らに取り押さえられる岩本和子 ©文藝春秋


(出典 news.nicovideo.jp)